新世界より 

きもの紋入れまつもとです

 職人って、静かな部屋で黙々と仕事に向き合ってるってイメージありませんか?


 30数年前の修行中はそのような世界でしたけど。年明けして金沢に帰ってからは、父親が音楽好きだった事もあり、ジャンルにこだわらずにCDを聴きながら作業をしています。

ドヴォルザーク 新世界より

 交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」 ドヴォルザーク、最後の交響曲です。



 小学生の時、友人の父親に聴かせてもらい、終楽章のメロディーの格好良さに感動して、しばらく耳から離れなかった記憶があります。

 クラシック音楽の入門に選ばれる(こんな事書くと叱られそう)だけの事はありますね。

 父親に話すと「レコード店に電話しておくから行っておいで。」との事。行くとすでにレジに置いてありました。今思うと凄い話です。
「これや!これが一番良いよ。」と選択の余地なし。


 ドヴォルザークはチェコの作曲家。演奏はチェコの指揮者ヴァーツラフ・ノイマン。オーケストラはチェコフィルハーモニー管弦楽団。定番中の定番なんですね。
 古い録音ですが、それを感じさせない演奏です。その後、多くの演奏を聴きましたが、これに以上のものには出会ってません。

いつまでも色あせないって素晴らしいですね。

 

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