ミョウガ(茗荷)

金沢市 きもの紋入れまつもとです

ミョウガ。夏を代表する薬味。今は一年中店頭で売られていますね。我が家では薬味として欠かすことはできません。

ミョウガの独特の香りはアルファピネンという精油成分で、食欲増進、発汗、消化の促進、血液循環や呼吸機能を高める効果があるそうですね。漢方薬としても使われているようです。

薬味以外でも味噌汁の具、ぬか漬け、天ぷらも美味しいです。

名前は「めが(芽香・女加)」が「みょうが」に変化したと言われています。

茗荷 家紋

抜き紋「抱茗荷」

抱茗荷は摩多羅神のシンボル。摩多羅神は元はインド土着の神で「慈覚大師・円仁」により比叡山延暦寺に分霊を請い迎えられたと伝えられています。

出雲大社、日光東照宮などとも関連があることで知られています。

茗荷(みょうが)=冥加(みょうが)と発音が通じることから縁起が良い家紋とされています。
冥加とは目に見えないまま、知らず知らずのうちに受ける神仏の恵み、神仏の加護。神社やお寺でミョウガの紋が多いのも納得ですね。

今日の一曲 人生のメリーゴーランド / ハウルの動く城

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