着物で金沢街歩き
きもの紋入れまつもとです
1997年、北陸新幹線が開通。金沢は東京から2時間30分で行ける観光地として、一気に街の雰囲気が変わりました。
金沢駅から兼六園まで歩いて行けるのが魅力。間には、近江町市場や尾山神社といった観光スポットもあり、道路沿いのさりげない景色を眺めるだけでも、金沢の良さを楽しめます。
金沢は着物が似合う街
レンタル着物のお店の出店が相次ぎ、着物を着て街歩きするカップルや女性グループで溢れかえりました。
当初はパステルカラーの貸衣装が多く、我々、金沢で商売をしている呉服関係者にとっては少々苦笑い。
数年が経ち、レンタル着物のお店も様変わり。
着物、着付け、庭園での撮影がセットになったもの。アンティーク着物を扱い、可愛い大正ロマン風ヘアセット付きのもの。老舗呉服店は、本物の加賀友禅を貸衣装として準備して、着付け後、茶道やいけばなを体験できるコースまで用意。また、レンタル着物は昼だけでなく、着物を着たまま夕食、その後の夜の観光、翌日に宿泊したホテルに返却できる便利なプランまで用意されています。
「着物が似合う街、金沢」「着物文化の発展」に一役買ったと言えますね。