立春

金沢市 きもの紋入れまつもとです

2月17日。今日は朝から快晴の金沢です。2月も半ばを過ぎると太陽の光が暖かいですね。

二十四節気では「立春」も最後。七十二候/第三侯「魚氷上(うおこおりにのぼる)」 (魚が割れた氷から飛び出す)という意味ですね。

新型コロナ騒ぎが始まり3年が過ぎようとしています。最近は徐々にその話題も減りつつあります。そうでなければ困りますよね。

心晴々とした春を迎えたいものです。

中陰紋

染め抜き家紋の表現方法の一つです。輪郭、中の線を陰紋よりも太目に抜き上絵を入れ表現したものです。家紋により表現に違いがあり迷うこともあります。

日向紋と陰紋の間の略式の紋ということです。商品を見て地色や生地の光沢、家紋の種類によっても日向紋、陰紋ではなく中陰紋にしては?とアドバイスさせていただくこともあります。

ある呉服屋さんは「中陰の抜き紋しか入れない。中陰にならないなら家紋は入れない。」と言われます。拘りの一つなのでしょうね。私は職人ですのでそれに従いますけどね。

今日の一曲。【春】ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ第1楽章
ヴァイオリン:高木凛々子

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