家紋 蔦

きもの紋入れまつもとです

訪問着は未婚、既婚問わず、様々な場で着る機会の多い着物ですね。
家紋なしの訪問着は「略礼装」として幅広く着用になれますし、家紋が入ると「準礼装」に格があがり、親族の結婚式や式典などに着用になれます。抜き紋だと格が高いと感じる方には目立たないような「描き紋」もおすすめですよ。
訪問着は幅広く使える着物なので紋ありと紋なしの両方欲しいですね。

加賀友禅訪問着に抜き紋「蔦」

「万葉集」「枕草子」にも登場

「蔦」は他の樹木や壁を這うように、葉を茂らせること、紅葉になると鮮やかな色に染まり、人々から愛され、とても大事にされてきた植物です。

日本に古くから存在し、「万葉集」「枕草子」の中でもその存在が描かれています。

家紋としては、徳川8代将軍・吉宗公が替え紋としたことから、急激にその存在感を高める事になったようです。

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