七つ橋めぐり
金沢市 きもの紋入れまつもとです
10月も半ばです。今年は日中、気温が30度近くになる日が多く、朝何を着れば良いか迷います。10月後半には急に秋が深まるだろうという予報が出ています。体調管理には気を付けたいですね。
七つ橋めぐり
金沢市内には「男川」といわれる犀川と「女川」といわれる浅野川の二つの川が流れています。
浅野川には「七つ橋めぐり」の言い伝えがあります。願をかけて一筆書きに七つの橋めぐりをするというものです。
天気が良かったので七つの橋の撮影に行ってきました。上流の常盤橋から下流の昌栄橋まで。6000歩のウォーキングになりました。
真夜中に無言で歩く!
ご紹介する七つの橋は上流から「常盤橋」「天神橋」「梅の橋」「浅野川大橋」「中の橋」「小橋」「昌栄橋」です。
浅野川大橋 中の橋
本来の「七つ橋めぐり」は、この七つの橋を春秋の彼岸の中日の深夜に、数珠を持ち新しい下着をつけ上流から一筆書きに巡るというものです。
歩いている最中は振り返ってはダメ、そして無言で歩かないといけません。その他のいくつかの決まり事と共に今も言い伝えられています。
小橋 昌栄橋
この風習は「無病息災」「大願成就」の願掛けの御利益があると言われています。
長患いで寝たきりになり、子供や嫁に下の世話にはなりたくないという思いから、明治の頃、浅野川周辺の女性達により密かに続けられてきたようです。
今日の一曲。
「想いのとどく日」:カルロス・ガルデル
ヴァイオリン~葉加瀬太郎