揚羽蝶
きもの紋入れまつもとです
家紋は家の繁栄の証。日本固有の文化です。それに携わる仕事をさせて頂けている事に誇りを感じています。
抜き紋「中陰揚羽蝶」
大至急の紋入れでした。紋は揚羽蝶とは伺っていました。日向紋か陰紋か。
「中陰でお願いします。」
えっ?平安紋鑑に載ってたかな?紋典にありました。抜き型も急いで作り、無事終了。
揚羽蝶、中陰紋にすると素敵ですね。自画自賛です。
揚羽蝶紋
揚羽蝶紋は平家の家紋として有名ですね。「平清盛」が文様として使用していた蝶を家紋に用いたことで全国に普及し、その後300ほどの幕臣の家紋となりました。
女性に好まれるデザインであった事。脱皮をし、美しい羽を持つ蝶として、空に羽ばたいていく姿に心が奪われたのかもしれませんね。