紫陽花(あじさい)
きもの紋入れまつもとです
梅雨時の夕方、少しひんやりとした風に吹かれながら紫陽花(あじさい)を見るとホッとしますね。
日本が原産で、庭先や公園で見かける身近な存在です。「あじさい寺」と呼ばれるお寺も多くあるように古風な印象もありますね。
しかし、日本古来の植物であるにも関わらず、万葉集に詠まれている紫陽花の歌は2首のみだそうです。
紫陽花に美を見出したのは日本人ではなくヨーロッパの人々でした。ヨーロッパに渡った紫陽花は「東洋のバラ」ともてはやされ、熱狂的な愛好家を生み出したようです。品種改良が行なわれ「ハイドランジア」(西洋あじさい)として、日本に逆輸入されることになったそうです。
今日の一曲。
オリビア・ニュートン・ジョン「そよ風の誘惑」