金沢文芸館

きもの紋入れまつもとです

ひがし茶屋街から浅野川大橋を渡り、兼六園へと向かう途中、T字路の交差点にアンティークな外観の建物があります。

「金沢文芸館」です。建物は1929年(昭和4年)竣工。

旧石川銀行橋場支店の建物を金沢市が買い取ったもので、旧いものがお洒落をいわれる時代の今、街のランドマークとなっています。

2004年(平成16年)には国の有形文化財に登録され、2005年に「金沢文芸館」としてオープンしました。

金沢の文芸活動の拠点

金沢文芸館は、鏡花・秋聲・犀星の三文豪はじめ、多くの文学者を輩出してきた金沢の文芸活動の拠点、発信基地となるべく開設されました。全国に先駆けての自治体による文学賞の「泉鏡花文学賞」と「市民文学賞」の全作品が観・閲覧できます。

2Fには、多方面で活躍されている五木寛之氏の「金沢五木寛之文庫」が常設されています。

今日の一曲。松原健之「金沢望郷歌」
作詞は五木寛之、作曲は弦哲也です。

前の記事

抜き紋 隅立四ツ目

次の記事

抜き紋 橘