描き紋
きもの紋入れまつもとです
第一礼装というほど格は高くはありませんが、略礼装として華やかな場で着用する機会の多い訪問着や付け下げ。
家紋はつけておきたいけど、気軽な使い方もしたい。
家紋の入れ方に悩む方も多いようです。
音楽会などで
私はよく、オーケストラの演奏会や大ホールでの落語へ出かける事がありますが、着物を着た女性を多く見かけます。仕事柄、家紋がどのように入っているか興味があるところです。そのような場で、しっかりと日向紋で抜き紋が入っていても何等違和感がありません。逆に家紋が無いと「のっぺらぼう」のように感じます。
それでもと言われる方には、かなり略式になりますが「描き紋」も良いですよ。のちに抜き紋への入れ替えも可能です。
地色の少し濃いめ。地色が中間濃度以上なら薄目の色もおすすめです。