黒留袖
金沢市 きもの紋入れまつもとです
「黒留袖」は既婚女性が着用するもっとも格式が高いとされる「第一礼装」です。五つ紋が入った地色が黒の着物で、裾部分に模様が入っています。新郎新婦の親族や仲人婦人が着用することで、招待した方々に対して敬意と感謝の気持ちを表わすという意味があります。
地域性はあるとは存じますが、金沢市辺りでは新郎側が新郎家の家紋を入れて結納品として仮縫いの状態で準備される事が多いです。
丸く染め抜かれた部分(石持)に四角い家紋を入れるのは腕の見せ所です。
今日の一曲。
NSP:八月の空へ翔べ